ハーネス加工・ハーネス製作 電線加工・ケーブル加工専業のベルデンキ

5S

5S改善活動

ベルデンキでは、より良い品質・より良い職場・より良いチームワークを目指して、5S活動を2011年12月より開始しました。

弊社では下記の頭文字をとって5S活動を実施しています。
整理:使わないモノ、不要なモノを捨てます。
整頓:使いやすいようにモノを配膳します。
清掃:常に清掃して、職場の美化を保ちます。
習慣:改善活動を通して決めたことをルール化し習慣とします。
信頼:利己的ではなく、相互の信頼につながる改善をします。

5Sとは?

5S(ゴエス、ゴーエス)とは、一般的には整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字のSをとった主に製造業を中心とした職場環境の改善活動で用いられているスローガンのことを指します。
5S活動による効果として様々な事が挙げられます。例えば、整理・整頓による会社内「見える化」で業務効率化が進み、清掃を習慣的に行うことにより従業員の職場環境に対する意識が変化していくなどです。そしてこれらの活動を通して様々な問題が顕在化し、改善していくことによって品質自体の向上にも繋がっています。
また会社によっては整理・整頓・清掃を中心として3Sと呼んだり、オリジナルで追加して6S、7Sとしているところもあります。

改善活動内容

当社の5S改善活動は社員、パート、アルバイト全員で行っております。全員から改善に関する提案を募り、その提案をもとに月に一回実際に改善の時間をもうけて実施しております。提案といっても何を提案すればいいかわからないという声もあり、下記の9項目を指針として掲げております。これは工場内の至る所に掲示しております。

5S活動における指針 9項目

  1. モノを取りに行く時間と距離を減らす
  2. モノを探す時間を減らす
  3. 立て掛け置きをしない
  4. 全てのモノに表示・標識を付ける
  5. 全てのモノに定位置・定量・定方向
  6. 情報を共有化する
  7. 消耗品を共有化する
  8. 工具を共有化する
  9. ゴミが落ちていない

改善にもいくつか種類があり、すぐに改善できるもの、他の案件と関連して長期間かかるもの、仕組みとして抜本的に変えなければ改善できないもの、その改善をすれば誰かの効率が悪くなるもの、改善になるのかやってみないとわからないものなどがあります。
それらを判断しながら、会社がより良くなるように活動を継続して実施しております。

環境整備活動

5S活動の取り組みの1つとして、毎朝9時から15分の環境整備活動を実施しております。
この15分間は、全従業員が環境整備活動に従事します。
環境整備活動の目的は、顧客が求めるモノやサービスを提供するための環境を整えることです。
顧客が求めるモノ・サービスというのは、品質であったり、納期であったり、価格であったり、それ以外にも顧客の問い合わせに対する早いレスポンス、きめ細かい対応など様々な事です。そのためには環境の整備が必須です。

毎朝全従業員が15分手を止めて環境整備活動を実施するというのは、年間通して大きな時間とコストを使いますが、それに見合う様々な効果があります。一例を挙げると
滞留在庫、過剰在庫が減る
生産効率が上がる
不具合の発生率が減少する
従業員の価値観が統一される
チームワークが向上する
などです。

また、環境整備活動を毎日実施する事で、自分の仕事をしている環境を改めて見つめ直すことができ、そしてそこに新しい発見をすることができます。
「ここはもっとこうした方が仕事の効率が上がるのではないか。」
「こんな風に整理すれば見栄えも良くなり、会社の印象も良くなるのではないか。」
「これは1年くらい使っていないから整理のために捨ててもいいのではないか。」

全従業員が様々な意見を真剣に出し合いながら考えて実行する事で、全員が気持ちよく働ける社内環境創りを日々創意工夫しております。